①工場の管理者
前職:学卒がメイン。現場上がりの人は稀でその傾向は強くなる一方
現職:現場上がりがメイン
学卒はエクセルなどを使った生産管理業務は得意だが、現場の知識、経験が不足しているため、上位管理者から現場に関する質問を受けても、それを現場に確認するという伝言ゲームが始まる
生産管理業務は記録・報告がメインなので誰でもできる
よって現場上がりの方が最終的に頼りになる管理者になりやすい
②生産管理体制
前職:毎朝日報を基に生産実績を確認。設備の稼働時間、メンテナンス等の方針を確認し関係者と共有
現職:日報文化なし。上位管理者への定期的な生産報告はあり
前職は良くも悪くもピラミッド型の組織の中で、各人が役割を果たすため皆で情報共有する文化があった。
日報は貴重な情報ソースで、管理者は毎朝まず日報の提出を求めた
現職は日報の文化がないため、管理者が昨日の製造概況を把握するのは困難。大きな異常はオペレーターから報告があるが、それ以外の情報を得る手段が少ない
そのため、次工程以降で製品の不適合が発覚してから初めて設備の異常に気付くことも起こりうる
③生産管理システム
前職:存在するが機能していなかった。稼働状況などのデータ取得は可能も、システム管理者が他部署で、工場担当がシステム担当に依頼する必要あり。その手続きが煩雑(資料修正、ハンコリレー等)で実行できていない
現職:生産管理システムが一部のラインで導入されており、稼働状況などのデータ取得可能。
私は日報はあった方が良いと思うが、その日報作成に時間を掛けたくない。
現職には優秀なプログラマーが同じ部署にいて、フォーマットを決めてしまえば、日報の自動出力は可能
「生産管理強化を日報で実現しないか」と現場の管理者に持ち掛けたところ
「日報のイメージが湧かない」とのこと
転職者が他社の良い文化を導入し、機能すれば理想的
上手く展開していきたいですね
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